不動産会社のSEO

不動産会社のホームページがSEO対策を行う場合、自社の不動産物件の提供範囲に対してSEO対策のキーワードを決めていきましょう。また、そのバリエーションも豊富になります。提供地域が例えば、都道府県内全域に及ぶ場合、「都道府県名 不動産」などのキーワードが思いつきますが、それだけではなく、自社の得意としている分野のキーワードも付け加えてSEO対策するというケースが一般的です。
地域名とサービス名から選ぶ
例えば、賃貸マンションに力を入れており、紹介できる物件の数も豊富であるならば「都道府県名 賃貸」などのキーワードであったり、都道府県内全域を扱っているが、特にこの地域の物件数は人気で物件数も豊富に持っているという場合は「特定した地域名 不動産」などのキーワードを選定するのもよいでしょう。これには「地域名」と「サービス名」を別に考え、通常の「都道府県名(地域名) 不動産」というキーワードとは別に「地域名 賃貸」、「都道府県名 土地」、「都道府県名 マンション」など様々な形式の中から、自社のサービスに最もマッチしたキーワードを探すことが望ましいでしょう。
主要都市に近い地域の場合
また、特殊な例として、東京都などの都心に近い不動産会社や各地方の主要都市に近い不動産会社の場合、都道府県名による「東京都 不動産」などというキーワードを選ぶ不動産会社はあまりいません。これは、主要都市で不動産を探すユーザーは地域名を選考して検索する傾向にあるためです。例えば、「●●区 不動産」などの区市町村名をキーワードに使うようにしましょう。このように複数のパターンが想定できるキーワード選定では、本命のキーワードとは別に2キーワードくらい、合計して3キーワードの申し込みを行うというケースが多いです。
地域を絞りすぎたキーワードや、サービスを絞りすぎたキーワードでは、1件毎の検索回数が少ないものとなってしまいます。しかし、キーワードが絞られれば絞られるほど、ターゲットユーザーを集客しやすいSEO対策となりますので、関心の強いユーザーを引き込むことには長けています。その絶対数を上げるために、複数のキーワードで対策をするという方法をとる企業が多いのです。また、絞り込んだキーワードは、競合も少なくなり、検索エンジンでの上位表示も大きなキーワードに比べると比較的早く効果を発揮でき、SEOによる効果を時間を要すことなく体験できるでしょう。では、不動産関係のキーワードは、どのようなものが多く検索されているのでしょうか?
キーワード | 月間検索回数 | キーワード | 月間検索回数 |
|---|---|---|---|
京都 不動産 | 27000回 | 熊本 不動産 | 18100回 |
岡山 不動産 | 2400回 | 沖縄 不動産 | 27000回 |
名古屋 不動産 | 22200回 | 仙台 不動産 | 14800回 |
練馬 不動産 | 8100回 | 世田谷 不動産 | 8100回 |
杉並区 不動産 | 3600回 | 京都 マンション | 60500回 |
福岡 マンション | 60500回 | マンション 東京 | 165000回 |
千葉 マンション | 49500回 | 広島 マンション | 27100回 |
目黒 マンション | 27100回 | 東京 分譲 マンション | 6600回 |
大阪 マンション 分譲 | 8100回 | 札幌 土地 | 18100回 |
※Google Adwords 2011年9月調べ
不動産は、提供するサービスの種類によってそのユーザー層も変わってきます。「家を借りる」という事を目的としているユーザーは、「家を買う」という目的に変わることはまずないでしょうし、ましてや「土地を買う」という目的に変わることはありません。これは、一つ一つの契約の金額が大きいために、ユーザーの振り幅が狭くなっていることが原因であり、それぞれのニーズと自社のサービスに合致したキーワードを選定し、SEO対策を行っていくことが重要といえるでしょう。
また、不動産会社のホームページでは、ページ数が物件数に比例して非常に多いケースが多いでしょう。こういった場合、全てのキーワードをサイトのTOPページに施すのではなく、ごくごく絞り込んだキーワードをサブページに設定しSEOを行っていくという手法も、良くとられています。キーワードを絞り込めば絞り込むほど特定のユーザーを限定して集客することが出来るところと、キーワードの難易度(競合他社の存在が大幅に少なくなるため)は、下がりサブページであっても上位表示しやすくなります。そのように絞込みを更に掛けた非常にニッチなキーワードで検索するユーザーを適切なページへ誘導することでSEOの効果は更に実感できることでしょう。
この手法は「ロングテールSEO」といい、TOPページからサブページまでの直接のアクセス数を棒グラフで表した際に、X列が長くアクセス数を保っており長い尻尾のように見えることから、この名称が付いています。通常TOPページをSEOの対象ページとして対策を掛けます。その場合、TOPページだけに大きなサイトへの入り口がある状態ですが、ロングテールSEOはサイトの入り口を小さいながらも各ページに設けているといったイメージでしょう。
このように、コンテンツが1つではない不動産会社のSEOでは、複数キーワードの選定、アクセスが見込めるようになってきたら、各サブページにも対応したキーワードでロングテールSEOを施すことで、長く継続的に充実したサイトへのアクセスを稼ぐことが可能となるでしょう。







